女子サッカーのプロリーグ、WEリーグ始動。
今日、9月12日から日本初、女子サッカーのプロリーグ「WEリーグ」が開幕した。
早速、開幕戦のベレーザ対浦和レッズレディースの試合をDAZNにて観戦。
1対2で浦和レッズレディースが勝利。
両者一歩も譲らない接戦で緊張感があり、見ごたえのある試合だった。
試合も楽しかったが1つ解説の中で興味深い話題に触れていた。
日本の小学生女子のなりたい職業トップ10には「スポーツ選手」が入っていないこと、ちなみにスペインでは5位にサッカー選手が入ってるらしい。
それも関係するのかWEリーグのコンセプトは「女の子の夢から、限界をなくせ」
今の時代の社会問題にスポーツの界から一石を投じる良いコンセプトだと思う。
またWEリーグ参入に当たってクラブは下記の要件を満たさなければならず、日本サッカー界の問題への取組の本気度が伺える。
運営にあたる法人を構成する役職員の50%以上を女性とする。
意思決定に関わる者のうち、少なくとも1人は女性とすること。(取締役以上が望ましい)
とWEリーグの素晴らしい理念に触れた所で、ここからは私、個人のWEリーグへの期待について書かせてもらう。
私も女の子ではないが小学生の頃はプロのサッカー選手に憧れ、高校までサッカーに本気で取り組んできた。
プロにはなれなかったが、サッカーへの思い入れは人一倍である。
そんな私の中で2011年のなでしこジャパンの女子ワールドカップ優勝はサッカー好きとしてとても誇らしく思えた出来事であった。
それから、10年程経ち世界の女子サッカーの、環境は大きく変わった。
ワールドカップ優勝後、数年はなでしこジャパンも世界大会で上位に入っていたが、最近はなかなか楽に勝てる事はなく、世界大会ではグループリーグを突破する事がやっとの状況である。
別に私はサッカーのジャーナリストではないが素人目にも1つ女子サッカー界で大きな環境の変化を感じていた。
欧州のイングランドやスペイン、フランスが女子チームの強化に本格的に取組み多くの人材や資金が投入され始めたという事だ。
それにより10年前はフィジカル重視だった欧州のチームは技術力や戦術を飛躍的に向上させ今では大きな差が開いてしまったように感じる。(それでも男子よりトップとの差はないはず。)
私は今回の女子リーグのプロ化に伴い、WEリーグへ多くの人材と資金、さらにサポーターが集まることを期待している。
そしてプロサッカー選手を夢見たおっさんサラリーマンは、なでしこジャパンが世界の頂点に立ち我々日本サッカーの誇りを取り戻してくれる事を夢みて応援している。
ちなみにベレーザの本拠地は都内の割とアクセスの良い場所にあるのでスタジアムまで行って生で観戦したいと思う。
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